なかなか追いつかない!

 低出生体重児は、生まれたあとも、フォローアップのための定期健診を行う。もちろん問題なければ「卒業」。

私は半年に一度通っていた。

 

 

言葉が遅れていたのだが、3歳くらいまでは「様子をみましょう」という感じ。保健所などで行う健診でも「大丈夫だと思うけど、病院に定期的に通っているなら大丈夫」と。

が、私もちょっと不安になり、第一次病院めぐりをはじめた。

定期健診は大学病院だったので、こどもの発達に詳しい病院や、こども発達センターの診察を予約。

驚いたのが、予約をしても診察は2か月後になることはザラ。

検査と結果は別の日だったり、最初は私だけ、次回は子どもを連れていくなど、だいたい同じ施設には2回行くことになる。

仕事をしているので、有給を使って。

唯一の楽しみは、診察帰りに、病院付近のおいしいお店を探して食べること。

病院帰りで、たまに気持ちがどんよりすることもあったので、外食は自分へのねぎらいのつもりで(笑)。

 

私が行った(通っていた)施設と特徴を以下にまとめてみたので、参考に。

ただし、私が個人的に感じていることなので、一般的な事実とは異なります。

 

 

①大学病院の小児科医

・生まれたときから見てくれているので、こちらも気安く質問できる。

・療育施設の知識は、その大学で行っていなければ、「近所にこういうところがある」というレベル。小児科医なので、発達障害の専門家ではない。

・障害は、治療できないものと思っている感じ。(なので、特別支援級などの話がすぐでてくる)

・同じ大学病院の他の科にも通っていたため、連携がとりやすい。

 

②こどもの発達に詳しい病院

・おばあちゃん先生だったせいか、自分の感覚、経験をもとにしていたような…。

あまり検査もせず、「ただ遅れているだけだから、早期療育ではなく早期教育をすると、ぐっと発達が伸びる場合がある」と言われた。

 

③某財団の、心理相談室

発達障害についていろいろ教えてもらえた。一番的確な答えが返ってきたかも。

発達障害のなかでも、発達に凸凹のあるこどもをメインに療育をしているらしく、うちの子は凸凹はなかったので、たぶん合わないだろうといわれた。

 

④公のこどもの発達センター

・相談は無料。

・小児科医が見てくれる。臨床心理士の発達検査も行う。

・療育も紹介してくれたり、そこで行っている場合もある。