親がABAの先生となる「T」②

 まずはテキストをやってみた

 

さて、家庭で親が(私が)先生となって行うABAセラピーを始めることにした。

保育園時代だったので、帰ってきてからの30分をその時間に充てることに。

帰ってからの30分は食事を作るための大事な時間…。ですが、睡眠やお風呂はずらせないし、ごはんは食べさせないといけない。保育園では1日に必要な栄養の80%を取っているし、と自分に言い訳して、ちょっと手を抜くことにしました。

味噌汁は2~3日は同じもの(具は追加していく)。ごはんはまとめて冷凍したものをレンチン。おかずは肉か魚を焼くか煮る。で、あわよくば2日間保たせて…。

 

まずはテキストの課題を最初から試していきます。

最初は、「椅子に座らせる」からスタート。

椅子に座っていられない子もいるので、椅子に座る⇒褒めるを行い、嫌がることなくセラピーを行う土台を作っていくとのこと。

それから、お椀に積木を「入れて」と言って入れさせるなど、簡単な課題からだんだん難しい複雑な課題へステップアップさせていく。

このテキストが手作り感満載なのですが、それがかえって初心者にはわかりやすいというか。

分からせることを中心に書いていて、変に編集されていないので、すんなり入ってくる。

 

いやになる前に褒めて強化

こどもがノッているうちは進めていいのだが、難しいのが止め時。

課題をしつこくするといやになってしまうので、うまく成功させた後に、すぐ次の課題へ移行したほうがいい、というのが、頭ではわかっているのだが、やっぱりしつこくやってしまうのですね…。

最初は、その判断が難しかったです。