親がABAの先生となる「T」④勉強会に参加

親がABAの先生となる「T」だが、たまに勉強会が開催され、会員であれば参加が可能。私も一度だけ参加したことがある。

 

内容は、個別指導、講義、集団プログラムなどで、半日みっちり。

個別指導は、希望者がみんなの前で実際に自分のこどもにセラピーを行い、それを会の代表の方に見てもらい、指導を受けるもの。

親がやってもあまり乗り気でないこどもが、代表の方にかかると集中するのは見事。

集団プログラムは、複数の家族で同じ課題を行い、こどもは、自分の親ではないセラピストの指導を受ける。いろんなセラピストと課題を行い、だれとでも同じ効果をあげられるようにする(汎化)。

 

このときはだいたい全員で3~40名+こどもたちだったので、かなりにぎやかな感じだった。

講義はこどもは参加不可で、大人だけの勉強タイム。他の参加者も熱心に聞いていた。

 

基本的には家でセラピーを行うので、うまくいかないときや質問があるときにはメーリングリストで質問をし、経験者が回答するシステム。解決できればいいが、できない場合に、このような勉強会で実際に見ることにより、解決していくようだ。

私も実際見ることで、ごほうびを与えるのが遅かったなど、気づきがありました。

まさに百聞は一見にしかず。

参加している方も熱心で、特にお父さんがたくさんいたのが印象的でした。

代表の方も男性で、かなりABAについては知識も深く、講義も授業のように進める方なので、お父さんたちが参加しやすいかな、と思ったり。

なんにせよお父さんが参加しているのは、こどもを改善させようとすることに意欲的なわけで、とても好感が持てました。